このブログでわかること
この記事で転職のメリットデ・メリットをあらかじめ理解しておけば、漠然とした不安から解消され転職後の将来像が具体的に想像できるようになります。
ぜひ、キャリアアップの道を勇気を持って踏み出しましょう。
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転職は人生の重要な選択だから、どうしても慎重になりすぎがちに。
大きくキャリアをジャンプアップさせることもできますが、確かに安定性や不確実性といったリスクもあります。
ここでは、一般的に転職を検討する際のメリットとデメリットと実際僕の場合がどうだったのか、そして成功の要因を解説し、転職するか悩む皆さんの不安を払拭したいと思います。
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転職のメリット
ここで、みなさん共通する転職のメリットを解説します。
どれぐらいみなさんに当てはまるでしょうか?
キャリアの成長と発展
転職は自己成長とキャリアの発展につながります。
新しい職場での経験や挑戦により、新たなスキルや知識を獲得できるからです。
これによって、自己実現を追求し、将来のキャリアにおける可能性を広げることができます。
回数が多すぎてはダメですが、次の転職を考えるうえで、そのキャリアの多様さをアピールできます。
給与と福利厚生の向上
転職によって給与や福利厚生が向上することがあります。
競争力のある報酬や充実した福利厚生を提供する企業への移籍は、生活の安定感を高め、将来への安心感を醸成します。
新しい環境での刺激と学び:
新しい職場や業界での挑戦により新たな刺激と学びの機会が得られるでしょう。
異なる文化や業界の知識を吸収することで、視野が広がり、自己成長につながります。
自己実現と満足感
自分に合った職場での働き方や仕事内容を見つけることは、自己実現と満足感を得るための重要な要素です。
新しい職場での挑戦は、自己実現を追求する機会となります。
自身の能力や興味にマッチした仕事に従事することで、より充実した人生を築くことができます。
人間関係の新たな構築
新しい職場での人間関係の構築は、新たな友人やメンターを見つける機会となります。
共に成長し、励まし合える仲間との出会いは、仕事の喜びを深めます。
また、新しい環境での人間関係を通じて、さまざまな価値観や視点を理解し、自身の成長に役立てることができます。
転職のデメリット
しかし、転職には一方でデメリットも存在します。
次に、デメリットについて詳しく見ていきましょう。
安定性の喪失と不確実性
転職によって、安定した職場環境や雇用の喪失が生じる可能性があります。
新しい職場での安定性を得るまでには時間がかかることもあり、不確実性によるストレスが生じることがあります。
適応困難とストレス
転職先で出会う、新しい文化やルールに慣れるまでには、時間とエネルギーを費やすことが必要です。
うまく適応できない場合、職場でのパフォーマンスばかりでなく健康に影響を与える可能性もあります。
人間関係の変化と孤立感
職場を変えることで、これまで築いてきた人間関係や人的ネットワークがリセットされます。
それらの再構築には多大な時間と努力が必要となり、孤立感や不安感を抱くことがあります。
キャリアの方向性の不確定性と焦り
新しい職場での経験が自分のキャリア目標と合致しているかどうかは、転職後に初めて明らかになることもあります。
転職先の方針が急に変わることで、あなたのキャリアプランが狂うことも。
このような不確定性によって、焦りや不安を感じることがあります。
失敗や挫折のリスクと自己評価の影響
新しい職場での諸条件が想定と違っていた、転職先の仕事の内容が自分に合わずまた転職を考えざるを得なくなった、など転職が失敗したと感じた場合、自己評価や自信に影響を与えることがあります。
これによって、将来のキャリアに対する自信や意欲が低下する可能性があります。
僕が経験したメリット・デメリット
僕は、実際に転職した結果、総合的に自分の人生のプラスになったと確信しています。
自分の年齢も含めて特殊なのですが、そのプラスになった考えたポイントは次です。
✔ 10%近く年収が上がった
✔ 定年が延びた(役職定年がなくなっただけでなく、正社員としての雇用期間が延びた)
✔ ポジション・役職が上がった
✔ この先まだ昇給・昇格の期待が持てる
✔ 自分の邪魔をする変な人がいなくなった
✔ 重要な職務・新たな業務に就くことができた
✔ 次のキャリアにプラスになる (職務経歴書:CVに追記でき、キャリアアップをアピールできる)
✔ 場合によっては、最適な勤務地 (リモートを含め) を選択できる
最後の、変な人のところは、特に特殊ですかね…
年齢的にも、まだ昇給のチャンスがあるのは、本当にうれしいです。
でも逆に失ったものもあります。例えば、
✔ これまで培ってきた仕事上の人脈が使えなくなった
✔ 業界が変わったので、イチからネットワーク形成をしなくてはならなくなった
✔ 前職の企業年金(退職金)が大きく目減りした
✔ 年間の休日 (外資系なので、正月、GW、お盆) が減った
✔ 数年間付与される年次有給休暇日数が減った
✔ 福利厚生が少々ショボくなった
✔ 早期退職プログラム (実質クビ) が2年に1度はあって、数年後対象になりそうなことが分かった
などです。
僕の場合年齢的に、企業年金の自己都合と会社都合の差が徐々になくなっていく過程にあって、退社ほんの1か月遅かったら200万円以上多くもらえていたはずでした。
(若い人の場合は、自己都合だと一律で企業年金が減らされる、もしくはもらうことができないので、あまり気にしなくてもよいです。確定給付年金と確定拠出年金については、自己都合・会社都合での差はありません。)
これは結構大きかったです。
タイミングが悪かったのですが、でもこのチャンスを逃したくない。
本当に悩みましたが、上がる年収の金額と定年の延長を考えて、長期的にプラスになると判断しました。
また、外資系企業ならでは?というか今や日本系企業でも当たり前のことになってきましたが、早期退職制度が2年に一回は行われ、ヘッドカウントを調整する場合があるようです。
転職の成功要因
転職を検討する際には、これらのデメリットも注意深く考慮する必要があります。
一時的なメリットやポジティブな側面だけでなく、潜在的なリスクやネガティブな側面も見極め、バランスを取った判断を行うことが重要です。
次に、転職を成功させるためのポイントについて考えてみましょう。
明確な目標設定
転職を検討する際には、自身のキャリア目標や生活の価値観を明確にしましょう。
自分にとって重要な要素や優先順位を把握することで、適切な選択が可能になります。
情報収集と分析
転職先の企業や業界についての情報収集を行い、慎重な分析を行いましょう。
給与や福利厚生、労働環境、将来性など、転職先に関する様々な情報を収集し、比較検討することが重要です。
企業の公式サイトや会社四季報でおおよそのことはわかりますし、信頼性は低いですが「OpenWork」や「転職会議」タイアップなどの「口コミサイトに登録してみても良いと思います。
(口コミサイトは基本的に不平不満を投稿するケースが圧倒的に多いため、僕はバイアスがかかっている可能性が高いことを前提に参考にしています。)
こちらのリンク先の「全国法人リスト」も多くの企業の情報がまとめられるいるのでおすすめです。
自己分析とスキルアップ
自己分析を行い、自身の強みや成長ポイントを把握しましょう。
また、必要なスキルや知識の習得に努め、キャリアの成長と発展を図ることが重要です。
人脈の活用とネットワーキング
転職活動においては、人脈やネットワークの活用が重要です。
友人や知人からの情報や紹介を得ることで、転職活動の効率化や成功率の向上が期待できます。
柔軟性と適応力の向上
転職先の職場環境や文化に対する柔軟性と適応力を身につけましょう。
新しい環境に適応し、チャレンジ精神を持って業務に取り組むことが重要です。
信頼できる転職サービス
転職エージェントや転職サイトは転職活動を進めるうえで、大きな力になります。
逆にこれを利用しないと、キャリアアップとしての転職は不可能と言ってもいいでしょう。
僕が実際に利用している転職サービスはこちらです。
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僕の転職の成功要因
僕は思い立って約2年で転職に「成功した」と感じています。
その成功要因は幸運にもいくつかあったと考えています。
- 転職を後押しする友人がいて、いろいろとアドバイスがもらえたこと
- 信頼できる転職エージェントに出会えたこと
- そこそこの給与がえられるマネジャーとしての現職があることが、逆に保険になって慌てなかったこと
- 負い目を感じて学習を進めていた英語が役立ったこと
- コロナで在宅勤務が中心となり、比較的自由に面接を受けることができたこと
特に、友人の存在は大きかったです。
他社の友人ではありますが、一緒にプロジェクトに携わり意気投合してから、ずっと懇意にしていているのですが、そのプロジェクトで僕の人間性や専門性、仕事に対する姿勢を見てくれていて、自分のことを買ってくれていました。
いつも、「なるさん、絶対他の企業でもっと上のポジション目指せますよ!」とその気にさせてくれました。
年齢は一回りほど下なんですが、自分よりも転職経験が豊富で人脈もあるので、うかつにも図に乗ってしまいました(笑)。
でも、ちょうど、「まだまだやれるのに、このままだとあと2、3年で役職定年でポジションも失うし給与も大幅に下げられる」といった現職での不安も大きかったこともあり、踏み出す勇気をいただきました。
また、いろんな負い目を感じて始めた苦手な英語を、数年間勉強し続けてきたことが大きなプラスとなりました。
これが無ければ、グローバル面接がある外資系企業を受けることはなく、チャンスは大幅に減っていたでしょう。
逆に幸いだったのがCOVID-19による在宅勤務 (リモートワーク) の浸透でした。
これまでなら採用面接は対面で、会社を休んでまで面接を受けに出向いていかなければなりませんでした。
しかしウェブ面談が主流となったのことと、在宅勤務がメインの業務形体になったことがマッチして、東京が拠点の企業面接を関西から受けることが容易になり、大幅にチャンスが増えたと思います。
みなさんにとって何が成功要因になるのかわかりませんが、もし僕と似たような環境があるのなら、最大限利用してみてはいかがでしょうか?
まとめ
転職を検討する際には、様々なメリットとデメリットを慎重に考慮することが重要です。
新しい職場での挑戦や成長、給与や福利厚生の向上といったポジティブな側面と、安定性の喪失や適応困難、人間関係の変化といったネガティブな側面をバランスよく見極めることが必要です。
また転職を成功させるためには、明確な目標設定や情報収集、自己分析とスキルアップ、人脈の活用とネットワーキング、柔軟性と適応力の向上、そして信頼できる転職サービスの獲得といったポイントに留意することが重要です。
これらのポイントを踏まえて、慎重に準備を行い、積極的に転職活動を進めることで、より充実したキャリアと生活を築くことができるでしょう。
転職を検討するうえでの メリット・デメリットについて、僕から言いたいことは
✔ 自分の置かれた状況を分析して、メリット・デメリット を書き出してみる
✔ いくら現職が嫌でも、すぐに辞めたくても、メリットになるはずの要素がマイナスになる企業を選択してはならない
✔ デメリット に挙げたようなことが、将来に対する影響が小さいなら、受け入れる
✔ これらを慎重に検討すれば、転職で大きな失敗をすることはない
です。
また、
✔ 信頼できる相談相手がいる
✔ 転職のための学習を継続する
✔ 現職があるかぎり慌てない
✔ リモート面談を最大限活かす
ことも大切です!
僕自身が経験したことやここで挙げたメリット・デメリット を検討して「これなら大丈夫」って思っていただけるようなら、そのチャンスを逃さないようにして欲しいんです。
これらを検討していれば、転職を恐れることなんて決してありません!
これからも、このサイト「なるの部屋」の中で、自分の経験からわかったことをみなさんにお伝えして行きます。
転職は一大決断であり、リスクとチャンスが共存する選択です。
しかし、自身の目標や価値観に基づき、慎重に検討を重ねることで、成功への道を切り拓くことができます。
これらのポイントを踏まえて、転職活動を進めることで、成功への道が開かれるでしょう。
自身のキャリアや生活において、より充実した未来を築くために、転職活動に積極的に取り組んでいきましょう。
是非参考にしてみてください。それではまた!