キャリア形成

優秀な人と第一印象ですぐわかると昇進・転職内定が早いから断然有利

2024年1月21日

著作者:upklyak/出典:Freepik

このブログでわかること

この記事は、次の方におすすめです。

✔ 昇進・昇格行き詰まって、どうすれば前に進めるのか困っている人
転職活動で一次面接まで進んでもなかなか内定に至らず困っているいる人

うまく進まない原因は、「第一印象」なのかもしれません。
十分な能力があったとしても、「優秀な人」だという印象を与えられず大きく損をしている場合もあり得ます。

この記事では、どうすればその印象を改善できるかに焦点を当て解説していきます。

これに従えば、誰でも優秀な人の特徴を身にまとい、昇進・昇格や転職で内定を早めることができます。

ぜひ、あなたのキャリアアップを後押しするオーラを身に着けてください。

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「優秀」と見た目でわかればキャリアアップが早い

早く確実に昇進や転職で内定をもらいたくないですか?

もし一見してあなたが「優秀な人」の特徴を身にまとえば、一気にそれが容易になります。

なぜなら、人はどんなことでも第一印象がずっと残ってしまうから。

その第一印象が良ければ、重要な仕事があなたに任されるし、採用面接ですぐに良い印象を与えられる。

あなたも経験があるはず。
商品について質問をした家電量販店の店員、ふと入ったレストランの雰囲気、新しく加わった職場の同僚、訪れたお店のホームページ、そして初めて出会った異性。
でも一度悪い印象を与えてしまうと、取り戻すのに時間がかかる。

だから普段から、自分が印象付けたい雰囲気を常にキープしておくことが重要。

この記事にしたがえば、そんな優秀な人の特徴を分解して、どんな人でもそれを習慣化して身にまとうことができるように変わることができます。

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そもそも「優秀な人」ってどんな人?

「優秀」の定義は様々です。
ただ、社会人としての「優秀さ」は次にまとめられるのではないでしょうか?

  • 業務の遂行能力が高い
  • 仕事が早い
  • 知識が豊富
  • ミスが少ない
  • 信頼が厚い
  • あらゆる問題を解決できる

こういった「優秀さ」は、次の3つのスキルから構成されます。

  • テクニカルスキル(概念化能力)
  • ヒューマンスキル(対人関係能力)
  • コンセプチュアルスキル(業務遂行能力)

テクニカルスキルは、特定の業務に特化した技術や知識のことを指します。

ヒューマンスキルは、相手を行動させるコミュニケーション能力です。リーダーシップもこの中に含まれます。

コンセプチュアルスキルは、問題を分析して解決法を導き出したり、困難な状況のなかからこれを改善するため方向性を打ち出す、など大きな組織を導く能力です。

こちらの概念図で示すように、ヒューマンスキルはあらゆる立場であっても同じように重要な能力ですが、見た目で好印象を与えるには特に大事な能力です。

おそらく、これから述べることは、このヒューマンスキルを伸ばすことが中心になります。

「優秀な人」の特徴や普段の言動は?

こちらの特徴を身に着けて普段から行動すれば、意識しなくても自ずと「優秀な人」といった印象を与えられます。

感謝の言葉を忘れない

相手から感謝されると、誰でもうれしいハズです。
些細なことも、相手から注意を受けたときでも、その気づきに対して感謝の言葉を「〇を教えてくれてありがとう。おかげで🔲だよ。」と具体的に伝えると、相手は感謝された実感を持ちます。

コミュニケーション能力が高い

普段から積極的にチームメンバーに声掛けをしたり、相手をその気にさせたり、気遣いの言葉をかけていると、相手からも話しやすい印象を持ってもらえます。

ただし、これは単に「おしゃべり」「発言が多い」ということではありません。
逆に過度だと、信頼を失ってしまいます。

コミュニケーションには、言葉以外にも表情や声質、話す内容が含まれます。

言葉選びがうまい

優秀な人は、いろんな表現のなかから、相手がわかりやすい言葉を選ぶ、話す順番を選ぶといったことが自然にできます。
これは、相手のことを考えて、理解力に合わせて、説明しているからです。

わかりやすくするための例え方や、話に引き込むためのユーモアもうまく盛り込んで話します。

気配りができる

困っていないか、仕事についてこられているか、気分を害していないか、と常に相手の感情や理解をその立場になって考え、それを前提に行動する人は優秀です。

これが相手からの信頼に結びつき、関係性を深めることに直結します。

ポイントをまとめられる

会議や相談・交渉ごとの中で、複雑な状況を分解して、整理して、単純化する、そしてポイントを誰にでもわかりやすく伝えることが普段からできていると、優秀だと判断されます。

また、そのために必要な情報を相手から聞き出す、自ら調べて証拠として示すことができるといったことも、優秀な人の特徴です。

集中力がある

相手の話を漏らさずに聞き取る、担当する事務的作業を質を落とさず短時間でこなす、といった集中力はあらゆる能力の源。

ダラダラながら仕事をしたり、意味なく後回ししていると、ホント信頼を失います。

落ち着いている

普段から、焦ることなくものごとに対応できていると「優秀な人」の印象を持たれます。

事実、「優秀な人」は様々な困難に直面して、これらを苦労して解決してきた経験が深いため、引き出しを多くもっているので焦ることなく解決策を導き出すことができます。

行動力がある

思いついたらすぐ行動ができる、組織を行動させる能力を持っている人は優秀です。

よく自己分析で、「考えてから慎重に行動」と「思いついたらすぐに行動」を択一させる場合がありますが、僕はこれを同時にできる人が真に優秀な人だと解釈しています。

人を惹きつける

魅力的な人は、その好印象さから能力に関係なく「優秀な人」と思われます。

そういった魅力は、外見、服装、表情、話し方から総合的に導き出されるものです。
いわば、「オーラ」といっても良いかもしれません。

粘り強い・諦めない

どんな困難でも簡単に投げ出さず、継続できることを印象付けると「優秀な人」の印象を持たれます。

さらには、できるとは誰も考えていなかったことを自前の粘り強さで達成することで「優秀さ」の証拠も得られます。

ただし、実際には絶対無理なこともあります。
その場合でも、周囲が納得できるような決着まで取り組むことで、「粘り強い」「諦めない」といった印象を与えられます。

「優秀な人」というオーラを身にまとうべき

容姿がよい人は、その性格や賢さはともかくとして、モテますよね? 
悔しいけれども、いろんな恩恵を受けるのは事実です。

それと同じように、「優秀な人」とひと目で印象を与えれば、やはりキャリアアップ上で有利なんです。

昇進が早い

営業でもこの印象があれば、顧客から信頼を簡単に得ることができ、高い個人成績を上げられます。

社内でも、その実績に加え優秀だというオーラを常に見せられたら、昇進候補者に挙がりやすく面接でも好印象を与えられ大変有利です。

転職で内定をもらいやすい

転職についても、正直提出した職務経歴書だけでは、いくら優秀さをうまくアピールできていたとしてもそれが事実かはわかりません。

面接官は採用面接でその真偽を確かめるのですが、30分から60分という短い時間の中で印象づけるには、見た目に頼らざるを得ません。

なので、常に自然と優秀さをかもし出していれば、圧倒的に有利なのです。

「優秀な人」と認められるオーラ発するということ

俗にいう「オーラ」とは何でしょうか?

けっしてスピリチュアルなことではなく、事実として以下の要素から構成されるあなたへの「期待感」だと思ってください。

顔つき・表情

人間というものは、本能として人の良し悪しを「顔」で判断します。

他の動物が羽の色だったり、身体の一部の大きさであったり、求愛で主張する身体的な部分をそれぞれの種で持っていますが、人間はそれが「顔」なのです。

さらに人間は「個人」を識別するのは「顔」です。
紛れもない、動物としての宿命です。

で明るいく、何ごとも許容してくれる、ダメなときは悪いところをカバーして導いてくれる、そんな期待感を顔つきや表情から読み取るのです。

これも人間の動物としての本能です。

電話の向こうでも、自分の親族の声、友だちや恋人の声を聴き分けられますよね。

好きなシンガーの歌声に魅了されますよね。

ものまねタレントが出す声が、似てるーとびっくりしますよね。

人間は個人の音質を聞き分けるだけ、音の周波数に敏感な動物です。
その口調で誰がどれぐらいどういった感情を持っているかを見極めることができます。

だから、「優秀な人」とわかる声を出すことは非常に重要なんです。

雰囲気

これは、先の顔や声も関わってくるのですが、普段の言動、立ち振る舞いから構成されるものです。

この人にお願いすれば、自分に利益が生まれるといった期待感を、顔や声そして行動で受け取るのが「雰囲気」なのです。

認められるための言動や行為

それではこれらを身に着けるには、具体的にどうすればよいのでしょうか?

身だしなみを整える

次のようなことは、全身鏡を用意して毎日自分を見ると良いでしょう。

ほんと自分がイケてなかったことを思い知らされます。
(僕も自分が猫背でだらしなかったことがよくわかりました。)

服装

高級ブランドばかりを身に着けることは、おすすめしません。
高級なものは、丈夫で長く使えるので良いのですが、いくら好きなブランドでも高級すぎるものはほどほどに。

派手ではない、模様のないシンプルな色、特に中間色のものを身に着けることが良いでしょう。

姿勢

立ち方、座り方が重要です。

背骨をまっすぐにして、腰をクイっと少しだけ前に出すと印象の良い姿勢がキープできます。
ちょっと今そこで試してみてください。

髪型

自分に合う髪型を探すのが実は大変。

自分がいくら好きでも実は似合ってなかったり。

専門家である美容師に「自分が落ち着いた雰囲気に見える髪型を」と相談すると良いでしょう。

なぜなら、毎日十数人もの顔と髪型を見ているので、あなたが良い印象を与えることができる髪型をアドバイスしてくれるに違いありません。

匂い

キツイコロンや香水はおすすめしません。

エレベーターで他人の香水のキツさが気になったことありますよね。良い印象を与えられません。

無臭が一番です。

敏感でなければアルコールを含む無香料のボディシートを持ち歩くことがおすすめです。
けっこう匂いが取れます。

表情

目つきよりも、口角を上げることがおすすめ。

  • 常にほほに力を入れて口角を、顔の筋力をつける
  • 鏡で確認しながら力を入れる場所・筋肉を正確に理解する

ことで、自然でにこやかな表情をコントロールできるようになります

先を見据えた行動

行き当たりばったりではなく、間違っていてもよいので、何ごとにも次に起こることを何パターンか予想する癖をつけましょう。

例えば、ある企画を任されたときに、上司に予想できる結果を具体的に提示して、良い場合に次に進めるべきこと、悪かった時にどのように修正していくのかを、2~3提案するだけでも「優秀さ」の印象が大きく変わります。

いわゆる「リスクヘッジ」ができているというもので、次のことが起こったときの準備を同時に進める習慣をつけることで、周囲から一目置かれる存在に近づけます。

客観的、俯瞰的に物事をみる習慣をつける

「虫の目」「鳥の目」の両方を持つことを意識しましょう。

自分や自分の周辺のことを細かく分析するのだけでなく、もっと高い視点から眺めて、全体あるいは組織の様子や進捗を把握し、細かいところとどんな関係性があるのかを理解するような癖をつけましょう。

例えば、あるプロジェクトで「虫の目」で専門的な観点から、課題を抽出したり発生した問題の解決策を導き出すほか、「鳥の目」でその問題が発生することでプロジェクトだけでなく会社にどのような影響が出るのか、それをいつまでに解決しなければさらに問題が深刻化するのかを、リーダーあるいはマネジャーの立場で考える。

これで周囲から「優秀」と認識されるようになります。

文句を言わずコツコツと仕事する

嫌な仕事でも任せられたときに、ちょっとでも不満を口にしては信頼を失います。

まずは、そこを抑えて遅れてでも良いので、我慢してこなすこと。

もし遅れそうなら、依頼した人に必ず終えることを前提に時間がかかることを先に伝えておくと、相手からの信頼を損ねることはないでしょう。

失敗を恐れずチャレンジ

失敗を経験しなければ絶対に成長することができません。

とりあえずは行動することを前提に考える。

慎重になりすぎて足踏みしていては何の成果も上がらない。
情報も得られないし失敗から学ぶこともできません。

果敢に挑戦することと慎重になることのバランスが大事。

それには具体的にリスクを洗い出して、「影響度」「発生可能性」の2軸で考えます。

影響度が大きく発生する可能性も高いものに焦点を当て、それが対処できるものなのか、できるとしたらどうすれば予防できるのか、どうすれば発生した後に対処できるのかを考えます。

次に発生の可能性が低いけれども影響度が大きいものについて、対処方法を考えます。

どちらも自分の力、あるいは周囲の協力で何ともならない場合は諦めることも必要ですが、対処可能であれば怖がらす対策を練ったうえでどんどんチャレンジしましょう。

リスク分析の概念図

メンターを見つける

何ごとも、自分自身だけで客観性を完全に確保することは無理です。

年上や年下に限らず、現状の悩みや停滞している原因について、客観的なアドバイスを受けることができるメンターを見つけておくようにしましょう。

できれば、友人や身近な同僚は避けて。
なぜなら、変に「同情」しすぎてしまって、結局あなたと同じ考えに簡単に陥ってしまうので。
信頼がおけて少し距離のある人が適切です。

目標とタイムラインを設定

無謀なことにチャレンジしろということではなく、現状で確実に達成できるレベルより少し上のことを目指して行動し続けましょう。

それをかかる時間とスケジュールを立てて、これを見ながら進めることで、タイムマネジメント能力が上がります。

ガントチャート (ざっくりいえば、期間・時間と具体的なプロセスを言語化した、矢印で構成された図) を描いて、全体の進捗を見ることができるように図式化することがおすすめ。

まとめ

この記事で紹介した、「優秀な人」の特徴は、先天的なものではなく努力すれば必ず身に着けられるものです。

身に着けるのとつけないのでは、本当に大きく結果が違います

ただ時間はかかるものなので、できるだけ早く今これを読んだ時点から始めるなければ損をする、つまり本来得られ結果が得られなくなってしまいます。

「大事なのは中身だ」そう主張する気持ちもわかりますし、その通りです。

でも、外見や雰囲気をおろそかにしては、その大事なことも損ないかねません。

誰もが努力すれば、身に着けられます。

今、この時点から始めてください。

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    • この記事を書いた人

    なる

    キャリア形成ブロガー|綿密な取材と自身の転職経験と実績に基づき、転職・昇格に関する有益情報を発信| マネジャーとして多くの若手社員を指導・育成|心の病を乗り越えてハイエンド転職を実現|転職で年収アップ 100 万円以上を達成|現在外資系企業マネジャー|関西在住|これからも皆さんの社会人生活が少しでも豊かになるように情報発信していきます!

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