「なるの部屋」では、実体験に基づいた、転職成功への可能性を高めるための、具体的な方法を紹介しています。
転職は、いかに効率的に情報を集めてくるかがポイントになります。
そのためにまず、無料で取り組むべき第一歩はLinkedInと転職エージェントへの登録です。
この記事では、具体的なエージェントの紹介も含め、その概要と活用するためのポイントを説明します。
これらをやっておけば、転職のプロセスがかなりスムーズになります。
はじめに
給与水準を上げたいなー
もっとやりがいのある仕事したいなー
今の会社のままだと将来が見えないなー
そんな時、答えの一つが「転職」だと思います。
でも、一体どうすればいいんだろうか? 相談できる人が周りにいないし・・・
と、まだまだ日本社会では、そんな方も多いのではないでしょうか?
もちろん、もともと実力があって広いネットワークがある人は、本当のヘッドハンティングに出会うかもしれません。
結論から言うと、転職を少しでも思い立ったのなら、躊躇することなく、まずは以下の方法を試して第一歩を踏み出してみてください。
僕もそうでしたが、社会見学のつもりで本当に軽い気持ちで始めてみると、自分の固定観念も崩れいっきに世界が広がりました。
でも、どこにアクセスしたらいいの?と思われる方は、是非以下を参考にしてみてください。
その1:LinkedInに登録してみましょう!
”LinkedIn”にあまり馴染みのない方にも多いと思います。
主には社会人が自身のネットワークを広げるためのソーシャルメディア (いわゆるSNS) です。
自身の会社名やポジション、簡単な略歴を登録しておいて、もし他に興味のある方が見つかればつながりを申請して、認められればアプリを通じてダイレクトメールが交換できます。
また、つながった人のネットワークの中に興味のある方がいればさらに申請をして、とどんどん人脈が広がっていくという寸法です。
見た目や使い方や機能も Facebook にかなり似ていますね。
こちらは他のSNSと同様に、多くの企業が自社のアカウントを持っており、広告媒体としても利用されています。
いざ登録してみて自分の会社のアカウントを発見して、面を食らう方もいらっしゃると思います。
結構多くの会社が、オープンになったポジションに関する情報をLinkedInの中で流すので、興味のある会社の採用情報を自分自身でいち早く入手することも可能です。
またアプリ自身が、自分のアカウントを見た人の数を週単位でレポートしてくれたりします。
もし、あなたに興味がある会社の人事担当、もしくは独占的に人事採用を委託されている代理店があれば、ダイレクトメールを送ってくることもあります。
その他、主には外資系の会社を専門とするエージェント (つまり転職あっせん業者) も LinkedIn を多用しているので、使いようによってはご自身の露出が高まりかなり有用だと思います。
ご自身の経歴もできれば詳しく掲載した方が、いろんな方にキャッチしてもらえます。
さらに先方から興味を持ってもらうために露出を上げるには、やっぱり写真 (ポートレート) は載せておいた方がよいでしょう。
特に外資系の方などは、(その文化の違いが明々白々です) ちゃんと写真館で撮ったような、斜めから白い歯を見いせて笑顔、といったような「勝負写真」を使っていることが多いです。見た目重視ですね。
でも決して容姿の良し悪しは問題にはならないと思いますよ。
とにかく、自分はネットワークがあるんだ、とアピールできるような写真を選んでください。
今は、スマホの写真編集機能だけで、コントラストや輪郭、背景の色を簡単に変えられるので、また専用のアプリもありますから、写真館で撮ったものを自分で作成することも可能だと思います。
ただ、いいことばかりではなくそこそこリスクがあります。
例えば、原則実名登録ですので、現職の会社にここに登録していることがバレてしまいます。
いざ登録したらお分かりになると思いますが、「自分の会社のいろんな人がアカウント持っている」ということです。
今は多くの方がアカウントを持っているので、そんなふうに思わないのかもしれませんが、自分も発見されて、転職を狙っているのかな?と変に疑われることも否定はできません。
またLinkedInで、転職に向けたいろんなサービスを有償で受けられます。
しかし、僕は利用したことがないので、正直そこまでお勧めできるかどうかわかりません。
ですが、確かにLinkedIn を介してつながったエージェントも数社ありますし、実際に人事担当とつながって応募したこともあります (採用までには至りませんでしたが)。
気を付けさえすれば少なくとも社外を見る、労働市場の様子を探る、そして自身のネットワークを作るといったことには、大いに役立つものだと思います。
その2:複数社の転職エージェントに登録しましょう!
転職エージェントとは、簡単に言えば転職を希望する方にエージェントが持っている募集案件を紹介してくれる会社です。
有償でサービスを提供しているところもありますが、多くは登録と実際の転職支援は無料です。
これは、エージェントが紹介したポジションが採用に至り、入社すると会社からエージェントに成功報酬が入る仕組みになっているためです。
エージェントによって、持っている案件が違っていて幅があります。得意な分野や不得意な分野があり、専門性が異なるようです。
以下に、代表的なエージェントを掲載しますが、複数社に登録することを強くお勧めします。
繰り返しますが、違う案件を持っているからです。
まず、登録すると担当者と電話もしくはWeb会議で、現在の状況とか転職を志したきっかけや動機、これまでの略歴などをヒアリングされ、これからどういった形で転職をサポートしてもらえるのかを説明してもらえます。
そして、CV (職務経歴書:Curriculum Vitae) をエージェント指定あるいは任意のフォームで提出を求められます。
このサイトにたどり着いた方には、おそらく外資系企業をスコープに入れている方もいらっしゃると思いますが、英語バージョンの提出も同時に求めらることもあります。
(職務経歴書のポイントをまた別の記事で紹介しています。)
CVの作成は、ご自身の業務を見つめなおして、どういう実績をアピールするのかよく考える機会になります。
そして数回にわたってエージェントと話を進めていくと、自ずとこれから目指すべき姿と現時点で目指すことのできるポジション (つまり今の自分の市場価値)、そしてその差を埋めるために何を習得しなくてはならないのかがよく見えてきます。
そういった労働市場を見つめることで、必然的に現在のポジションと案件との比較をせざるを得ないので、本当に今転職がベストの選択なのか、現職でのキャリアアップもスコープに入れるべきかどうかということも見えてきます。
ですので、キャリア形成という大きな枠の中で、エージェントに登録することは決して転職だけにメリットがあるわけではなく、現職に留まることも含めて、自分を棚卸して見つめ直す有益なステップになるのです。
エージェント活用のポイント
ただ、すべてのエージェントが、皆さん個人にマッチするわけではないです。
それぞれのエージェントにより、強みやカバーする職種・年齢層・業界が異なります。
また、僕や僕の友人の経験上からも登録するタイミングや担当者によって「合う・合わない」が大きく左右されます。
先にも述べた通り、守秘義務は絶対に守られますからLinkedInとは異なり、バレるリスクはほとんどゼロなので、とにかく登録できるだけしてみて、面談で心配なところを漏れなく相談してみることです。
遠慮なく自分のどんな能力、特性、経歴、経験がアピールできるのか、とことん自身をさらけ出してください。
エージェントもボランティアではなく企業に採用してもらって利益を得ることが仕事ですので、あなたを売り込むためのポイントや改善点を真摯に探してくれます。
話を進めるうちに、エージェントの担当者との信頼関係が構築されていき、これから一緒に歩んで行けるエージェントが2~3社、場合によっては1社に絞り込まれていきます。
僕の場合は、特に1社との関係が濃密になり、そのエージェントのおかげで現職の採用を勝ち取ったのですが、今でも2か月おきぐらいに新しい案件を紹介しにきてくれます。
(なかなか、現職より良い案件にはお目にかかれませんが・・・)
その3:代表的な転職エージェント
これから僕がキャッチしているエージェントの情報を随時更新していきます。リスクはぼないですから、躊躇せず登録と面談でどしどしアクションしてみてください。
ハイクラス&外資系中心の案件を紹介してもらえる転職エージェントの代表格です。
60年に及ぶ実績があるそうです。
特に、マネジャークラスの方が転職を相談されるのには、最もてきした転職エージェントの一つではないかと思います。
とにかく、無料相談をしてみて、自分の市場価値を確かめてみてください。
【タイアップ】
最も著名な転職エージェントではないでしょうか?
担当者の質も高く、クライアントからの信頼も高いうえに、内資から外資まで幅広い守備範囲があります。
最大手であるためおそらく一番多くの案件を持っている会社の一つだと思います。
若手からシニアまで、幅広いキャリア層に対応しています。
まずは、相談と登録をしてみて下さい。
【タイアップ】
実績があり、担当者も多く、非常に丁寧に対応してもらえます。
担当者間の連絡も非常に行き届いていて、関連する案件があれば直ぐ紹介してもらえます。
かなり幅広い層で相談に乗ってもらえます。
職種は管理部門(経理、人事、総務等)や営業職、
業界スペシャリストやエンジニアなど幅広い領域にご利用頂いております
転職を考えるなら、まず登録しておくべきエージェントです。
外資系・日系グローバル企業での英語を活かした転職ならロバート・ウォルターズ。
世界の主要都市にオフィスを構え、日本では「グローバル人材」に特化した人材紹介会社。
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まずは、グローバルへの活躍の場を求めるなら、相談と登録をしてみて下さい。