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昇格したら必ず読む!マネジャーの人生を変える4冊の書籍

2023年3月18日

Image by Freepik

良いリーダーの条件とは、部下の行動をコントロールする「管理者」と、部下を鼓舞し目的に向かって先導する「リーダー」の資質を両方を持っていることとされています。
その意味でもマネジャーは、誰よりも正しい行動をとり、勉強し、常に自分がロールモデルであることを意識して、普段の自分の行動を客観視しなければなりません。

そこで「なるの部屋」では、自分がどうあるべきか、またどういう行動をとらなければならないのか、といったマネジャーの資質の礎となる必読の書籍を紹介します。

有名な書籍なので、もしかすると既に読んでおられる方がいるかもしれません。
また、図書館で借りて一度読んだよ、という方もいるでしょう。

しかし、気になったところに付箋をしておいて、気になったときに読み返す、あるいは蛍光ペンでマーキングして、自分なりにキモとなったところを面談とかミーティングといった普段のマネジメント業務の際に引用するといったふうに、学んだことを有効活用するためにも、購入してちゃんと手元に持っておくことを強くお勧めします!

これはもう有名すぎて、漫画の解説版のようなものまでががいくつも発刊されていますので、今さら解説しても、っとは思いますが、僕なりの解釈を加えて紹介しますね。

著者ドラッガーは1900年代中期に活躍したオーストリア出身の経営学者で、最終的にはアメリカで人生を終えることになります。
彼が出版した経営学の書籍の中でベストセラーとなったのが本書です。

本書で論じられる「マネジメント」という言葉は、どちらかというと僕が先に説明「リーダー」のことを指しており、さらにはより経営層に近い方への「コンセプチュアルスキル」に関するメッセージが込められていると感じます。

しかし、中間管理職やこれから管理職を目指そうという方であっても、どのような姿を目指すべきなのか、自分で考えさせられるきっかけになるような、インサイトを与えるものだと思います。

もし、あなたが経営層の方と面接した場合に、予めこれを読んでおくと、彼らの置かれている現状や悩みをすんなり理解できて、あなたの発言が経営層の方に刺さるかもしれません。

一読、いや繰り返してポイントをつかんでおくことが重要だと思います。

また、本書の中では「目標設定」「組織化」「コミュニケーション」「評価測定」「人材育成」「問題解決」に関する理論を展開しており、これらは経営層だけではなく、中間管理職も自身がマネジメントするチームを導く直接的な指南となるでしょう。

またドラッガーの理論では、日常のあらゆる製品やサービスがリリース後すぐに陳腐化を始めるので、予に出るのと同時にこれらに対処しなければならないといった、いわゆる自身と組織のマインドセットについても言及されいて、常に行動変容が求められている現代においても普遍的なインサイトを与えるものだと思います。

これは、後で紹介する「イノベーションのジレンマ」にも通じるものですね。

こちらも超有名な書籍です。
著者のカーネギーはドラッガーよりも少し前の世代で活躍した「研究者(と僕は思います)」で、役者や記者などいろんな職業を経て、最終的に自身の研究所を立ち上げた方です。

僕は本書の本質は、普段のマネジメントにおける「ヒューマンスキル」を世界で初めて体系化したものだと解釈しています。

他者を動かすためには、相手の間違いを指摘することなく、認め、称賛し、代わりに自分の行動を変容させる、そういった現代でいう「積極的傾聴」や「コーチング」の本質を突くもので、ちょうどこのサイトをご覧になっているだろう中間管理職あるいは管理職を目指そうとされている方に、価値のあるインサイトを与えるものだと思います。

本書の中では、相手にハッパをかけて報酬やプレッシャーにより人を先導するというよりも、マズローの5段階欲求のうち特に「承認欲求」に働きかけること、また自分が相手に好かれることで、相手に求めることをスムーズに納得させる心理効果を、実例をもとに論理的に展開しています。

これは昇進したいときに、上司やそのまた上の経営層への働きかけたいときに、あるいは管理職が自分の部下に納得したうえで自分からの指示に従ってもらいたいときに必要な基本的なテクニックの礎になると思います。

著者のアドラーは前述のカーネギーと同世代の精神科医・心理学者で、独自の「アドラー心理学」を創始しました。

本書は当然先に米国で刊行されたのですが、翻訳版が発刊されたのが2013年の12月と、日本では比較的歴史が浅いです。
翻訳版の発売から間もなく、本書のタイトルの鮮烈さや、当時の人気テレビ番組で取り上げられたこと、そしてその内容が誰もが人間関係に悩む現代社会にマッチしたこともあって一気に人気が急上昇し、僕も時代に取り残されないようにしようと飛びついて読んだことを記憶しています。

本書ではカーネギーの「人を動かす」と逆説的なことが論じられています。
アドラーが承認欲求をうまく利用して自身と組織の目標を共同で達成しようとすることに主眼を置いたのに対し、アドラーは承認欲求にとらわれることが、そもそも自身の成長を妨げるもので、それにとらわれず自信を開放することこそ自分の存在価値を高めると説いています。

確かに、現代においてこれだけSNSが発展した理由は、そもそも人間が持つ「承認欲求」にちょうどヒットしたためと言えます。
フォローしてもらったり「いいね」をもらえたりすると素直に喜び、LINEで「既読」にならないと多大なストレスを感じてしまう。

そんな幻想に惑わされることがないように、いわゆる心の予防線を張っておくことが重要なのかもしれません。

こちらは、ドラッガーのマネジメントと同じように、経営者あるいはリーダー向けの書籍です。
先進的な技術やサービスをコア・コンピタンスとして急成長した企業に対する警告であり、その解決法を指南するものです。

著者のクリステンセンは、戦後に活躍したアメリカの経済学者で、本書において「破壊的イノベーション」の理論を確立し、有名になりました。
本邦では、2001年に翻訳版が刊行されています。

本書の中では、従来製品を改良し続けその製品あるいはサービスの価値を維持するビジネスモデル「持続的イノベーション」と、市場にある従来の製品の価値を破壊し全く新しい価値を生み出す新規事業「破壊的イノベーション」対比させてています。

「破壊的イノベーション」により急成長を遂げる企業ほど、自社のイノベーションにこだわる、あるいは安心してしまうことで、世の中の急激な変化への対応に遅れてしまう現象の謎を解いています。
あたかも今のダウンサイジングが顕著になってきたGAFAMの経営状況を予言していたかのようですね。

同時に本書は、個人であってもこういったコア・コンピタンスにあぐらをかかず常に行動変容することの重要性をも説いているように感じます。

以上は、本当にまず読んでおかないと、いざビジネスの話、マネジメントの話を自社や顧客の経営層と話すことになった際に、読んだことがないと「恥をかく」ぐらいにスタンダードな書籍だと思います。
あなたがマネジャーあるいはマネジャーを目指すのであれば今すぐに手元に置いてくださいね

    • この記事を書いた人

    なる

    キャリア形成ブロガー|綿密な取材と自身の転職経験と実績に基づき、転職・昇格に関する有益情報を発信| マネジャーとして多くの若手社員を指導・育成|心の病を乗り越えてハイエンド転職を実現|転職で年収アップ 100 万円以上を達成|現在外資系企業マネジャー|関西在住|これからも皆さんの社会人生活が少しでも豊かになるように情報発信していきます!

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